一周忌・三回忌・法事

故人を失った悲しみは時と共に薄れていくものですが、想いは一層募るものです。
葬儀後に営む法事は故人を供養し、家族や親戚・知人の持つ故人への想いを強めてくれます。
一周忌・三回忌などの法事では、どのような準備をしてどのように行えばよいのかなどを紹介していきます。

年単位で行う法事・一周忌・三回忌…について

家族が逝去した後は、葬儀と四十九日を済ませれば全て終わりと言うわけではありません。
四十九日までのように週単位・月単位ではなく、年単位で法事を行って供養を続けるのが慣わしです。

四十九日以後の法事はどのように行えばよいのでしょうか。

年忌法要について

四十九日までの「中陰法要」を終えたあとに訪れるのが「年忌法要」です。
年忌法要は仏教・道教にある「十王信仰」と「十三仏信仰」に基づく慣わしとされています。

十王とは閻魔大王を含めた冥界の裁判官のことで、あの世に旅立った故人は全て十王の前に引き出されて生前の行いを裁かれることになります。

対する十三仏はお釈迦様をはじめとする13の仏様で構成され、故人の弁護士という立場で十王の裁きに立ち会うのです。
つまり、年忌法要とは生前の行いを許してもらい早急に成仏することを願う供養なのです。

百か日について

四十九日と年忌法要の間にある法事が百か日です。

故人が亡くなった祥月命日からちょうど100日目に行う法事で、悲しみから開放してくださいという意味を込めた「卒哭忌」とも呼ばれます。

日常に戻る為の法事としての意味合いから、最近では四十九日と一緒に行われることが多くなっています。

年忌法要とその準備

年忌法要は年単位で間が開くため、前もっての準備が重要になります。年

忌法要はいつ行われ、どのような準備をすればよいのでしょうか。

一周忌

一周忌は最初の祥月命日から1年後に行う年忌法要です。
一周忌は通夜・告別式のように家族・親戚だけでなく友人・知人を招いて行います。

一周忌の参列者は香典を包んでいくのが習慣になっていて、相場は大体1万円前後となります。
参列者の服装は喪服になりますが略式のもので構いません。

遺族は会場や式後の会食、参列者への引き出物お寺への法要の依頼などを準備することになります。

三回忌

三回忌は、2年目の祥月命日に行われます。
つまり、一周忌の次の年に三回忌法要を行うことになります。

三回忌でも故人と親しかった友人・知人を招きますが、規模は小さいもので構いません。
参列者の服装は平服で良いことになります。

三回忌でも香典のお供えと引き出物の準備、式後の会食が必要です。

三回忌以後の年忌法要

三回忌以降の年忌法要は、家族・親戚の身内で行う程度の規模になります。

三回忌以後は6年目の七回忌、12年目の十三回忌、16年目の十七回忌、22年目の二十三回忌、24年目の二十五回忌、26年目の二十七回忌、32年目の三十三回忌、36年目の三十七回忌、49年目の五十回忌、99年目の百回忌となります。

一般には三十三回忌以降は代替わりもあって省略する場合がほとんどです。
百回忌以降は99年目も百回遠忌、149年目の百五十回遠忌と50年おきに年忌法要を行います。

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